すっきりした。
自分のなかだけの世界だったものが、外とつながった。
単純に世界が広がった。
今までの人生は住んでる地域だけで構築されたものが全てだったので、それ以外の空気に初めて触れた。
心が軽くなった。
良い意味で自分がいなくなった。
自分探しの逆のようなもので、今までは世界に自分しかいなかったというか、中心が自分だったのが、その思考がほどけて自由になれた。
一人の人間としての弱さや強さ、できることとできないことがわかった気がした。
主観的な孤独ではなく、全体の中での個体を感じることができた。
心情的に、何か心の質が変わったのではなく、心の量が変わった気がする。
ケンブリッジは空気が好きだった。
雰囲気という意味ではなく、物理的な空気。
感動がじわじわ来た。
目の前にいきなりあらわれるのではなく、はじめからそこにあって、徐々に感じていく、満たされていく感じだ。
おそらく行きの電車で観た黄金の空は忘れられないだろう。
店で食べた料理もまずくはなかった。
入った店がたまたままずい店ではなかったというだけかもしれないが。
終了。
0 件のコメント:
コメントを投稿